築地「とうがらし」でぐつぐつ煮えたぎるチゲラーメンを食べる!
体感温度が40度越えの炎天下の中、汐留で打ち合わせが終わり
向かった先は「築地市場駅」。
会社が築地にあるという友人に、
「暑いときは熱いものでしょ」と連れてこられたのは、
ぱっと見、見逃してしまいそうな民家、そのままのお店。
そこは、"とうがらし"という名の炭火焼肉屋さんでした。
ランチの「チゲ」が大人気のお店です。
チゲラーメン 880円を頼みました。
「辛」の上にある「大辛」があるらしいのですが、
お店の人いわく「いままでで1人しか完食した人はいません」とのこと。
初めてでしたので、おとなしく「チゲラーメン」の辛にしました。
一階で火にかけられてグツグツ煮えたぎる石の器をみながら、金属製のスプーンと箸をもち、懐かしい昭和の家によくあった狭い木の階段を登って、2階に行きます。
もやしのサラダがついてきます。
石の器に生卵が落とされ、マグマのように煮えたぎったチゲラーメンがやってきました。
見た目よりもスープは辛くなく、牛すじやホルモンや野菜等が煮込まれて、とてもコクがありました。でも熱いスープを飲むと身体中から汗が噴き出してきます。ラーメンはインスタント麺なので、スープをすってふやける前に食べるのが良いとのこと。
これ、何かに似ているなと思ったら、いわゆる「ブデチゲ」ですね。
暑いときにはやっばりチゲでしょ! って感じで完食です。
ごちそうさまでした。
ふと壁を見ると「ワニのお肉」の文字。
炭火焼肉 築地 とうがらし
〒104-0045 東京都中央区築地6-3-6
「出張料理人が教える 本当に使えるおもてなし本」は単なるレシピ本にあらず! 本当の"おもてなし"を教えてくれる指南書
出張料理人として、いまテレビ・雑誌で人気沸騰中のマカロン由香さんの出版披露発表会に行ってきました。
会場は、ミーレ・センター 表参道
http://www.miele.co.jp/jp/domestic/aboutus_gallery.htm
ミーレさんは、掃除機、食器洗い機、エスプレッソマシーンなどを取り扱っていらっしゃるドイツのメーカーさんです。
まずはマカロンさんのお話から。
おもてなしを成功させるための黄金ルールの4カ条
1.準備は3日前から始める
2.初めて作る料理は絶対出さない
3.スタートから前菜までに80%のエネルギーをかける
4.花やデザートは最低限の手間で
また、初心者向けのおもてなし料理の基本は
前菜→サラダとパン→メインの3ステップ で。
などなどためになるお話がきけました。
特に印象的だったのは、マカロンさんの異色のプロフィール(日本女子大学家政学部児童学科卒業後、教育業に従事) に関係することで、出張料理と児童教育との共通点についてのお話。
ひと言が書くにはとてもニュアンスが難しいですが、"相手の気持ちを上手に表現してあげる"というか、"くみ取る"というか、"一緒に作り上げる"というか、そんな話。
奥が深いです。
そのあとに試食会と懇親会でした。
凄い人だかりでいろいろな方がいらっしゃいました。
写真はみなさんのブログにおまかせして、
(http://ameblo.jp/vege-maimai/entry-11491291147.html
より拝借させていただきました。)
私が特に関心したのは、出されるワインとデザートの美味しさでした。
こういった立食パーティでは「? 」というワインがよく出てきます。
(最近は発表会や立食では私はビールか、ウーロン茶しか飲まなくなっちゃいました。)
逆にワインの試飲会では、料理が「?」だったり。
ところがマカロンさんのパーティではスパークリングも、白ワインもとても美味しかったです。
ドメーヌ・ルボー のブラン・ドゥ・ブランのスパークリング。
りんごの香りが印象的な、シャンパン製法(瓶内発酵)のスパークリング。
シャトー・レイノン ソーヴィニヨン・ブラン100%。
これらは
ミレジムさんからのワインでした。
http://www.millesimes.co.jp/index.shtml
スイーツもそしてパンも美味しかったです。
この本のタイトルが"おもてなし本"とあって、おもてなし"料理"本ではないのは、
レシピ以外になにに気を使うのか、どういう流れにすればよいのか、お酒は?
デザートは? といった空間ブロデュース的、またイベントブロデュース的なハウツーが書かれているからなんですね。
しかもマカロンさん、発表会でのコックコートから、懇親会では黒のシックで華やかなドレスに着替えての登場。
なんかこうして書いているのが、野暮なくらいの"おもてなし"でした。
3.スタートから前菜までに80%のエネルギーをかける
というのは、当日にバタバタとした様子を見せないため、できるだけ準備に時間と労力をかけて、一緒にお客さんとの時間を楽しむのが本当のおもてなしということなんですね。
勉強になります。
これビジネスマンの仕事でも使えます。接待だけでなくプレゼンや会議とかでいろいろと。
いやー、とても楽しませていただきました。
マカロン由香さん、ありがとうございます!
出張料理人が教える 本当に使えるおもてなし本 (講談社のお料理BOOK)
- 作者: マカロン由香
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
感想をFBに書いたものを下に張っておきます、
この本、私がいままで見た料理本、レシピ本のなかでもベスト3に入る良書ですね。
1.単なるレシピの紹介ではなく、おもてなしの仕方の実践的なハウツーが詰まっているところ。空間の演出と流れの作り方が書かれている。
2.レシピが実際に作ることを想定して(あまり作ることを想定していないレシピ本とかも多い).前日までの準備と当日やる手順がきちんと分けてあり、より実践的。
3.前菜とサラダと泡モノで最初に驚きを、そしてとっておきのスイーツを買ってきて(ここで手作りのケーキは出さない(≧∇≦)やはりお菓子はプロにかなわないからね)最後に満足感を与える。激しく同感。
そして、見た目が大切。
被災地支援団体aoSORAnt(あおぞらん)による南相馬での青空レストランに参加してきました! (後編)
aoSORAntあおぞらんの今日のメニューです!
向かった先は福島県は南相馬市の寺内権現沢仮設住宅。
250食の提供となりました。
朝7時くらいに南相馬入り。バスの窓から外を見ると、吹雪いていました。
沿岸部にはまだ地震と津波の跡が残っています。
仮説住宅につくと、集合室をお借りして、料理の準備にはいります。
掲示板にはこのように告知されていました!
鶏とキノコのテリーヌを切ったり、
生クリーム泡立てたり
フォアグラのコンフィをスライスしたり、
これらをキレイに盛りつけていきます。
晴れているのにときおり細かな雪が横から吹き付ける、凍えるような天候の中、
青木&皆良田シェフが、一生懸命ピカタを焼いてくれました。
さながら現場は「料理の鉄人、アイアンシェフ」のキッチンスタジアムのように、時間との競争による緊張感あふれる現場でした。
といっても、しかめっ面ではなく、ニコニコと料理を続けていく姿は、はやり"ブロ"だなと思いました。
250食という大人数への提供ということもあり、作った料理を、被災地のみなさんと食べられなかったのはちょっと残念でした。
でもみなさん、ニコニコと宝箱を持って帰るように、仮設住宅に戻られたのがとても印象的でした。
被災地支援団体aoSORAnt(あおぞらん)の青空レストランプロジェクトに参加してみての感想としては、
*よかったところ
◎被災地の現状を自分の目で見ることができ、多少なりとも現地の方々とコミュニケーションが採れる。
◎一流シェフのブロの仕事をマジかで見られることは滅多にない、貴重な体験。
◎寝る間も惜しみ、忙しい時間をぬって、下準備をし、当日鍋をふり包丁を捌くシェフの姿を見て、深い感銘を受ける。セミナーなどでうける感銘とはまるっきり別の次元のもの。
*たいへんなところ
◎体力はそれなりに消耗する。基本的に日帰り。
◎プロの仕事をジャマしないように、また足手まといにならないように行動に気をつけないといけない。
ぜひご興味のある方は、参加されても、ソンはないと思います。
参加費はいっさいかかりません。
(ボランティア保険に加入しなければなりませんが)
https://www.facebook.com/aoSORAnt
にメッセージいただくか、コレを読んでご興味がわきましたら、
私にメッセージいただいてもかまいません。
詳しい参加方法等をお知らせいたします。
メモ代わりの参加体験記でしたが、お役に立ちましたでしょうか?
被災地支援団体aoSORAnt(あおぞらん)による南相馬での青空レストランに参加してきました! (前編)
aoSORAntあおぞらんの今日のメニューです!
「aoSORAnt (あおぞらん)」(前「美味しい食べもの届け隊」)https://www.facebook.com/aoSORAntという被災地支援団体の東北報告会に出席した際に代表の青田さんに、「レストラン関係じゃない、一般の人もどうぞ参加してください」ということで、さっそく行ってきました!
前回のブログエントリー
被災地支援団体aoSORAnt (あおぞらん)="美味しい食べもの届けたい!"から始まったボランティア! 1万食を超える「青空レストラン」のメニューから見えてくるものとは?
http://arai0903.hatenablog.com/entry/2013/02/08/184410
あおぞらんさんの告知は以下のようなものでした!
来る2月24日(日)。
銀座「ル・ボーズ」の青木シェフと、「レストラン・カイラダ」の皆良田シェフ、そして「シェ・イノ」の池田パティシエールが、福島県南相馬市にて≪青空レストラン≫を開催します!
ご提供するメニューは、「ル・ボーズ」特製の豚ロースのピカタ、帆立貝のポワレとフォアグラのコンフィ、キャロットラペ、サフランライス、「カイラダ」特製の鶏とキノコのテリーヌ、「シェ・イノ」特製ガトーショコラ。初となる福島県での≪青空レストラン≫、仮設住宅で暮らす皆様に美味しく楽しい最高のひと時をお届けできるように、私たち事務局もシェフたちを精一杯サポートして参ります!
集合は23日の23時30分。お店のその日の営業後に出発なので、だいたい深夜近くの集合そして出発になります。
東銀座駅からほど近い、ちょうどソラリア西鉄ホテル銀座のご近所にある、
「ル・ボーズ」に集合です。
「ル・ボーズ」のオーナーシェフの青木健晃シェフは、銀座の老舗フランス料理店「ペリニィヨン」の料理長から、去年の夏に独立とのこと。
お店の営業を終えた「シェ・イノ」の古賀シェフが、今回参加してくださった池田舞パティシエールを連れて、お見送りにきてくれました!
※古賀シェフに出発のあいさつをしているところです。
で0時過ぎに「ル・ボーズ」を出発し、次に向かったのは同じ東銀座にある「カイラダ」へ。
「カイラダ」のオーナーシェフ皆良田光輝シェフは、有楽町の「アピシウス」で修行したあと、神田と六本木の「パ・マル」で料理長を兼務され、2008年に独立とのこと。
http://mm.visia.jp/kairada/index.php
ここで、皆良田光輝シェフと、当初予定にはなかったのですが、「アピシウス」から伊藤功曜さんが参加。
つまり、
「ペリニィヨン」「アピシウス」「シェ・イノ」「ル・ボーズ」「カイラダ」etc.といったグルメファンなら誰もがうらやむ、日本を代表するフレンチの系譜がミックスされた、"青空レストラン"となったわけです!
(後編につづきます。)
牛込柳町「カルネヤ 」(ANTICA OSTERIA CARNEYA)で自家製タルタルソース入りバーガーを食らう!
都営大江戸線の駅に牛込柳町という渋い駅がある。隣は牛込神楽坂と似た名前が続く。
しかし駅周辺には、ミシュランの二つ星の「ル・マンジュトゥー」や都内有数のビストロ「ブラッセリー・グー」などがある。
熟成肉で有名なイタリアン「カルネヤ」も牛込柳町と牛込神楽坂のちょうど中間に位置する人気店。
昼でもディナーと同じメニューが食べられるそうですが、一人のためお昼だけ食べられるハンバーガーを目当てにいきました!
予約なしだったので、お店は満席。
バーカウンターで食べられるということなので、そちらでいただきました。
私が頼んだのは「自家製タルタルソース入り バーガー」1050円。
ポテトグラタンと、ベビーリーフのサラダ、ピクルスがつきます。
感想は、脂がジューシーというタイプではなく、赤身のお肉の味がしっかりする、バーガーでした。
タルタルソースが、口の中をまろやかにしてくれて、たまにピクルスをかじるという感じ。
食後にはエスプレッソも同料金でついてくるのがうれしい。
いわゆるグルメバーガーというより、ステーキ屋さんのハンバーガーという感じ。
他にも
HANBURGER ¥950
ハンバーガー
TARTARE BURGER ¥1050
タルタル バーガー
CABBAGE BURGER ¥1050
キャベツバーガー
MOZZARELLA BURGER ¥1200
モッツァレッラバーガー
MOTSU BURGER ¥1200
モツバーガー
CARNEYA BURGER ¥1800
カルネヤバーガー
MAMMA MIA BURGER ¥2500
マンマミアバーガー
といろいろとあります。パスタもあるようですが、なんとなくハンバーガーが美味しそうかな。
今度は夜に来てみたいです。
「アンテカ オステリア カルネヤ」(ANTICA OSTERIA CARNEYA)
http://r.gnavi.co.jp/41w8wx1z0000/
築地駅近サラリーマンのオアシス「ライブコーヒー」で老舗の珈琲豆卸店のこだわりの一杯を210円で味わう。
[
築地駅から徒歩1分、サラリーマンのオアシスのようなコーヒー屋さんがあります。
「ライブコーヒー」
http://www.live-coffee.com/product_store/
店舗は
とあります。
ライブコーヒーは1985年からありますが、前身のとらや商会は
1958年から東京・月島で創業された日本でも老舗中の老舗の珈琲豆卸専門店。
そんなブレンドコーヒーが店内で210円、テイクアウトで170円と格安でいただけます。
店内は焙煎したコーヒーの香りが充満しています。
パンやアーモンドなどの軽食もあり、いつもサラリーマンや近所のおじさん、おばさんでいっぱいです。
道路を挟んだ反対側に「ドトール」もあるんですが(笑)、使い分けが難しいですね。
「ライブコーヒー 築地店」
荻窪南口・THE東京ラーメン的なホッとするスープ&とろとろ特製チャーシューの「マツマルラーメン」
マツマルラーメン! 特製チャーシュー入り! 980円
春節の今日、横浜中華街にでもいこうかなとおもいましたが、おそらく凄い人だかりだろうと、ちょっと尻込みし、なぜか荻窪に行きました。
で、本当はカレーで有名な「トマト」に行きたかったのですが、これも大行列であきらめ、もう一度駅に戻ろうかとしたとき、その通り中にあふれるチャーシューの香りにひかれ、ふと目にしたのが下の看板。
立て看板には、テレビに紹介されました! との文字。
で、その香りにひかれのれんをくぐると、カウンターだけのTHE ラーメン屋さんという雰囲気。
人の良さそうな御主人と、奥さんであろう女性のお二人が調理場を、気持ちいいぐらいのてきぱきさで料理を作っていました。
「チャーシューメンのチャーシューは特製とは違うんですか?」
「マツマルラーメンにしか特製チャーシューは入りませんよ」
ということで迷わずマツマルラーメンを注文。
この特製チャーシューは
1頭の豚から1kgしかとれないという希少部位を使ったチャーシュー
とのこと。
大きな鍋に麺がゆでられ、スープには野菜でたっぷり出汁が取られ、うっとりとその手さばきを見ていました。
醤油味ベースのスーブにちょっと縮れた麺。
トッピングは特製チャーシュー、固ゆでの味玉、海苔、メンマ、なると、ネギ。
これぞ、THE 東京ラーメン!
チャーシューは脂がとろける感じで美味しかったのてすが、それ以上にスープが本当に体に良い感じがして、幸せな感じでした。
そう、「最近あった良くこと」というのは、ふと入ったラーメン屋さんのラーメンが美味しかったことです。
食べログなどのランキングや雑誌などを見て、情報量たっぷりで食べに行くのもよいのてすが、こうしたふとした出会いというのもいいですよね。
※でも帰ってちよっと調べてみたら、とても有名なお店でした。
チャーハンも美味しそうで、自家製の餃子も気になったので、今度お腹を好かせて食べに行きます。
おとなりは系列のお肉屋さん。ここもきちんとブロックでお肉が売っていて、良いお肉屋さんって感じでした。自家製のベーコンを買って帰りました。
中華マツマル
東京都杉並区荻窪5-22-11
http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13013589/